バナナの逆襲

またもやギリギリセーフで観た''バナナの逆襲''。

あのDole社と映画監督、バナナ農園の農民&弁護士の闘いを追ったドキュメンタリー。

歪な利益至上主義はどこまでいけば気が済むのか…

第2話は代表のホアン・J.ドミンゲス弁護士よりも、

実際の法廷で闘ったデュアン・ミラー弁護士が素晴らしかった。

決して派手ではないけれど、静かな信念を貫く人、という印象で答弁での言葉が沁みた…。

映画の後も裁判は続いたようで、結局はお金に物を言わせて丸めこまれたらしい。

ムナクソ悪い話だ。

弱者を見てつくづく思うのは、自分達を守るためにも、

まっとうな教育を受けなければならないということ。

知ることが大切だということ。疑問を持ち、考えることが大切だということ。

知らないうちに世界は秒速で動いていて、知っているつもりでも

実は何も気づいていない事だってたくさんある。

いかにさまざまな事に気づき、自分で考えられるか…が私達にも大切なことなのだ。

貧しい地に住む子ども達のために学校を建てたいんだ…

と語った井上兄弟の言葉がふとよぎる。

私もその夢に参加できる日が来るとよいなと、思う。

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